映画と日々の徒然


by parrotfishY
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【ビルマの竪琴】

こんばんは。

市川崑監督が亡くなられましたな。
数多くはないのですが、私も何本か
作品を拝見しておりました。

とくに1960年の「おとうと」は、
(テレビで観たんですよ、リアルタイムじゃないすよw)
あの川口浩探検隊の川口浩さんが、
ものすごくかっこよく、繊細な男子を演じていて、
今でももう一度観たい映画のひとつでございます。

そいでもって今回はかの名作ですよ。
小学生のとき、母と観にいったのを思い出すなぁ。

-----あらすじ-----------------------------------
1945年の第二次世界大戦中、日本軍の某小隊は、
ビルマにおいて敗戦を知り、イギリス軍の捕虜となる。
終戦を知らない別の日本兵たちが立てこもる山に、
竪琴の得意な水島上等兵(中井貴一)が出向き、
抵抗をやめるように説得するが失敗。
戦闘に巻き込まれた水島は行方不明になってしまう。
水島の行方を案じる戦友たちだったが、
ある時、彼にそっくりな僧侶を見かける。

d0149572_2332136.jpg
------------------------------------------------

母はよく、私に戦争映画を観せてくれましたが、
幼いわたくしは感情移入できず、不謹慎にも
あくびをこらえて観ていた記憶があります。
(感動の涙をこらえているのね、と
誤解してくれたおめでたい母★)


しかしですな、久しぶりに見返してみまして、
ひょっとしたら彼と同じことをするかもしれないな、
と思ってしまった自分がおりました。

水島さんは、山で日本兵を救えなかったこと、
そしてその後、隊へ戻るために通った道で、
おびただしい数の日本兵の亡骸を目にしたことで、
自分だけがおめおめと日本へ帰ることはできない、と
ビルマにとどまり、僧侶となる決意をします。

あんたなんにも悪くないのに……
と言いたくなりますが、まさにこれが戦争の姿。

大切な命が粗末にされ、
何の罪もない人から大事なものを奪い、
さらに生きていることへの罪悪感まで、
うえつけてしまうんですよね。

戦争だけはもうやってはいかんなあ。
どんな残酷な映像よりも、
この悲しいお話はそう思わせてくれるのでは
ないでしょうか。

それにしても市川崑監督の映画は、
画に圧倒的なぱわーがあるんですよね。
金田一シリーズ怖かったなぁ。ブルブル…。
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by parrotfishY | 2008-02-20 23:37 | Movie-Drama