映画と日々の徒然


by parrotfishY
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カテゴリ:Movie-Drama( 19 )

こんばんは。

土曜日の結婚式は大変に暖かい、よいお式でした。
家族っていいもんだなぁと思いました053.gif
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なんというか、
ご両家共にすごく愛情がストレートに
表現できる家族だったんだろうなぁという感じで、
何事も感情を抑え気味な我が家は、
見習わないといかんですね。

さて、そんな我が家、
年明けによくある現象ではありますが、
オットは英語に加えフランス語
私はスペイン語をお勉強し始めました。

TVの講座を観たり、本を読んだりの独学ですけれども、
新しいことを始めるのはやっぱり楽しいですね。
今回の映画は、
そんな状況にはとっても刺激になる作品でした。

-----あらすじ-----------------------------------
Wendy: Why do you always have to smoke joints in *my* room?
Alessandro: Because it's comfortable.
Lars: It's the only clean place in the apartment.
ウェンディ:なんでいつも私の部屋でハッパを吸うのよ?
アレッサンドロ:居心地イイから
ラース:このアパートで唯一きれいな部屋だし


経済を学ぶフランス人学生のグザヴィエは就職活動中。
幼い頃は作家になりたかったが、現実は厳しい。
父のコネで出会った役人に、
「スペインで語学と経済を学んで来れば、
いい仕事を紹介してやる」
と言われ、
交換留学制度で1年間、バルセロナに行くことになる。

恋人マルティーヌとの別れや、初めての土地での不安も、
「いつか楽しい思い出になる」と、
自分で自分を励ますグザヴィエ。
ようやく見つけた学生たちが集まるアパートで、
徐々に自分らしさを開花していく。
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------------------------------------------------

デンマーク、イギリス、ドイツ、スペイン、イタリアなどから
集まった学生たちが、ひとつ屋根の下暮らす、
狭くて古いアパート。
それぞれが自分のアイデンティティを主張しつつも、
時にはただのルームメイト、友人として、
泣いたり笑ったりしあう姿を見ていると、
やっぱり学生のうちに経験するべき事って
たくさんあるなぁと改めて思いました。

「…勉強しろよ(笑)」と突っ込みたくなる場面も
いっぱいあるんですけどね。

笑ってしまったのは、イギリス人のウェンディの弟が、
遊びに来るところ。
彼は「ドイツ人は…」「スペイン人は…」と、
ヘンなものまねを繰り広げながら、
もれなくアパートの学生たちの反感を買っていきます。
おそらく、自国でもかなりのKYなんでしょうな。

ついにウェンディからも追い出されかけるのですが、
とにかくこいつは悪気がなく、憎めない。
ついには捨て身の行動で姉を救い、
みんなに受け入れられるのでした。
めでたしめでたし051.gif

グザヴィエはそんな仲間たちとの出会いや失恋を経て、
フランスに帰国、お堅い仕事に就きかけるのですが、
スペインでの経験は、どう生きてくるでしょう…
というところでこの物語はおしまい。
続編もあるみたいなので、近々観たいです。

それにしても、「一期一会」っていう意味が、
この映画を観て、しみじみ感じられました。
おっきな感動やどんでん返しとかはないですけれども、
会えなくなった友達のことが懐かしくなったりしますので、
オススメでございますよ。
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by ParrotfishY | 2010-02-02 21:35 | Movie-Drama
こんばんは。

10月が終わってしまいました!
いつもなら映画館に行かなくても、家でDVD鑑賞くらいは
するのですが、ここひと月以上は、全く映画と接しませんでしたわ。

ジュニアがやってきてから、長いこと同じ体制でいるのが
辛くなっちゃったようです。
横になって観ると、1時間くらいで寝ちゃうし…。

しかーし、
オットが借りてきてくれたこの作品は、
平和ボケしていた私の細胞が、
目を覚ますような物語でした。

-----あらすじ-----------------------------------
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Thao: What was it like to kill someone?
Walt: You don't want to know.
タオ: 人を殺すってどんな感じ?
ウォルト: 知らなくていい


朝鮮戦争の帰還兵であるウォルト(Clint Eastwood)は、
妻に先立たれ、息子達にも煙たがられながら、
東洋人街化したデトロイトで暮らしていた。
そんな彼が大事にしているのは、退役後に就職したフォード社で、
自らが製作に携わったヴィンテージ・カー、「グラン・トリノ」。

日本車が台頭し、アジア系民族が行きかう環境に苛立つ
人種差別主義者のウォルトだったが、
隣に住むモン族の姉弟と交流を持つうち、
徐々にその頑なな心を開き始める。

しかし、人々の心の奥深くに巣食う闇が、
そんな微笑ましい環境を壊していくのだった。
--------------------------------------------------

もー、
こんなにいじめっ子だらけの環境じゃ、胃に穴が空くわ020.gif
アメリカ、おっかねえ。

さておき、もう10年以上前、アメリカで暮らしていた時、
今でもこんな事件が?
と思わされるニュースが本当に多かったです。

「黒人と白人のカップルが暴力を受けた」
「宗教が異なるという理由で結婚が白紙になった」
「ゲイの少年が同級生たちのリンチに遭い死亡」
「日本人だからという理由だけで唾を吐きかけられた」


学校の先生にも、私を含めた東洋人の生徒に、
「アメリカ人と親密になっても、手なんかつないで街を歩くな」 
と言う人がいましたしね。

日常に埋もれてしまっているだけで、
当然ながら、世界には様々な差別の形がありますな。

この映画の主人公であるウォルトも、
周囲のいろいろなものに、嫌悪感丸出して生きています。
子供や孫、東洋人、黒人、さらには助けの手を差し伸べようとする
牧師さんにも噛みつく始末。

でも、それには理由がありました。
彼は、戦争によって複雑で深い心の傷を抱え、
またそれを自分の背負うべきものとして、
ずっと解放せずに、長年過ごしてきたのです。

「そんなの間違ってる!」 と言うのは簡単ですが、
どんな差別にも必ずそれなりの歴史があります。
この映画のウォルトのように、
差別は、まずそれを感じる本人を不幸にするものだと
改めて教わった気がしました。

最後のシーンで、陽光を受けて走り去るグラン・トリノが、
ウォルトがようやく解放されたことを象徴しているようで、
とても美しかったです。
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by ParrotfishY | 2009-11-01 19:45 | Movie-Drama
こんばんは。

これは久しぶりに呆然としちゃった作品です。

ショーン・ペンが監督した、
実話の映画化。
圧倒的な自然の美しさと迫力がとにかくすごい!

-----あらすじ-----------------------------------
Rather than love, than money, than faith,
than fame, than fairness, give me truth
愛よりも、金よりも、信念よりも、名声よりも、公平さよりも、
ただ真実を与えてくれ 
~Thoreau

23歳の若さで命を落とした、
あるバックパッカーの旅の軌跡。

裕福な家庭に育ち、大学も優秀な成績で卒業した
クリス(Emile Hirsch)は、
その後すぐに旅に出て、消息が途絶える。
旅先で様々な人に会い、
色々な仕事を経験したクリスを、
アラスカの荒野へ向かわせたのは何だったのか?
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-------------------------------------------------

私も20代でたくさん旅をしました。
一人旅をすると、なんだかとても解放されたし、
自由になれる気がしたのをよく覚えています。
一方、家族や友達、そして旅で出会う人々が、
自分を支えてくれているんだなぁと実感しました。

でも、クリスは徹底していました。
貯金を全て寄付し、車も乗り捨て、身分証なども破棄、
文字通り体一つで旅を続けます。

出会った人々みんなに愛され、
「養子にならないか」とさえ言われても、
彼は荒野を目指しました。

家族との連絡を絶って2年、
アラスカに消えてから4ヶ月後、
彼は餓死した姿で発見されますが、
傍らには「僕は幸せでした」と書かかれた手紙が
残っていたそうです。

正直、映画を見るまでは、
よくある無鉄砲な若者の哀しい物語だろうと
思っていたんです。
けれども、哀しいだけの旅人に、
こんな幸せな遺書を書く余裕があるでしょうか?

裕福だけれど空っぽで寂しい実家を飛び出し、
ひとりで自分の人生に向き合うためには、
彼は彼にしかわからない理由で、
荒野を目指さなければならなかったのでしょう。
決して、絶望して亡くなったのではないと思いたいです。

最近の大学生は、
「不便だから」「日本語が通じないから」という理由で、
海外旅行をしなくなっているそうですな。

でも、やっぱり古いことわざにあるように、
若い時の苦労は買ってでもしなくちゃ!
少しくらいの不便は、絶対に体験すべきです。

そうじゃないと、本当に大変な状況になったとき、
自分を頼れないじゃない。
社会は海外旅行よりも面倒くさいし、
過酷だよ。

クリスは若くて浅はかだったし、
いろんな人に迷惑をかけた上に死んじゃった。
この映画だって、決して彼の行動の全てを
賛美しているわけではありません。

でも、全ての選択肢を
周りにゆだねることをしなかった彼を、
私はとても尊敬します。

Happiness only real when shared.
幸せは、誰かと分かち合って初めて本物になる


亡くなる前にクリスが書き遺した言葉です。
ひとりでそれを実感した彼だからこそ、
すごく大切な言葉に思えますね。
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by ParrotfishY | 2009-06-16 21:42 | Movie-Drama
こんばんは。

やったー、ついに観てきましたよ!
今年のアカデミー賞で最多8部門もの賞に輝いた、
イギリス人監督によるインド映画でござります。

さらにすごいのがこの作品、アカデミー賞の他に、
The British Academy of Filmとゴールデン・グローブ賞でも、
作品賞・脚本賞・監督賞の3冠に輝いとる!
→『シンドラーのリスト(1993)』以来だそうですよ!

オットを一応誘ったのだが、
「大画面でクイズ番組なぞ観たくはない」
というので、久しぶりのひとり映画館でした。

-----あらすじ-----------------------------------
Jamal Malik is one question away from winning 20 million rupees.
How did he do it?

A. He cheated
B. He's lucky
C. He's a genius
D. It is written

ジャマール・マリクが、2千万ルピーを獲得するまで残り1問。
さて、彼はどのようにそれを成し遂げたのか?

A. イカサマしたから
B. 運がよかったから
C. 天才だったから
D. 運命だったから


18歳の少年ジャマールは、大人気のTV番組
『クイズ・ミリオネア』に、解答者として出演後、
詐欺容疑で警察に逮捕されてしまう。

彼がスラム街出身で、まともな教育を受けていないのに、
なんとあと1問で2千万ルピー(日本円で約4千万円)獲得という、
前代未聞の記録をつくったからだ。
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取り調べが進む中、警察官とともに出演時のビデオを観ながら、
ジャマールは自分が勝ち抜いた理由を、
ひとつずつ語り始める。
------------------------------------------------

はーーーーーー!!!!!
おもしろかった!!!!!
024.gif


こりゃ、どんな大作も負けちゃうよ。
賞の総ナメもごもっともという感じ。

インドの映画って、まさに国を象徴していると思うのですが、
3時間とか4時間たっぷり使って、
アクション、ロマンス、サスペンス、バイオレンス、
そして忘れちゃいけない、ミュージカル070.gifを、
ひとつの作品にぜーーんぶ、詰め込んじゃうんですよね。

そしてそれが、不思議にクセになるほど面白い!
ダニー・ボイル監督は、それをそのまま、
自分の作品色に再現してくれました。

大学生の時、ボイル監督の『トレイン・スポッティング』
ものすごく流行りまして、
なんとスピード感のある映画だろうかと
田舎もんの私は恵比寿の映画館で
びっくらした記憶がございますが、
あれから12年、その疾走感も健在でした。

とにかく、物語がよくできてる072.gif
単なる「うはうはのサクセス・ストーリー」じゃなくて、
ジャマールの一生懸命な人生が、
まっすぐまっすぐそこへ導いてくれた感じで、
運命★というウソくさい言葉も、
この物語ではナットクでございます。

さらにヒロインのラティカがめっちゃカワイイ072.gif
インド人の女性は、神がかり的な美しさがありますね。
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子役は実際にスラム街から連れて来られていて、
一般的な労働者の1か月分の賃金しかもらってないとか、
政府が家族ごとスラム街から追い出したとか、
世知辛い話も多い作品ではありますが、
そんなものを吹っ飛ばすパワーあふれる、
めっちゃ楽しくて、勇気の出る映画でした。

終盤はもう涙も出ちゃうほどです。
さらに、エンドロールの大所帯ダンスがまたインド映画!
最後の最後まで、めいっぱい楽しませてもらいました060.gif

大画面でミリオネア、オススメですぞ065.gif065.gif065.gif
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by ParrotfishY | 2009-05-20 00:20 | Movie-Drama
こんばんは。

最近、ちょっと鬱! 

なにもかもが!
と思ったら、5月が近いのね。
まんまと五月病を先取りしているようです。

早いとこ立ち直って、GWに備えなくてわ056.gif

話は変わり、前回のコメントで
けみさんに『紳士協定』という白黒映画を勧めていただき、
そういえば同じくグレゴリー・ペックさん主演の本作を、
録画して観ていなかったことを思い出しました。

-----あらすじ-----------------------------------
The main one is that if I didn't, I couldn't hold my head up in town.
この弁護を引き受けた理由はね、
そうしなければ、お父さんは胸を張って町を歩けないからさ。


おてんばな少女スカウトは、兄のジェム、弁護士の父アティカス
(Gregory Peck)と共に、アラバマ州の田舎町で暮らしている。
近所には、巨漢で頭のおかしい息子ブーがいるという噂の
怪しげな家があるものの、概ね平和で楽しい毎日を送っていた。

ある時アティカスは、白人女性を強姦した容疑で逮捕された
黒人男性トムの弁護を引き受けることになる。
人種差別の悪習が色濃く残る南部では、
その行為が非難の的となってしまい、
一家は様々な中傷を受けることになってしまう。
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逆境に負けず、ただ真実を追求すべく、毅然と立ち向かう
アティカス。果たして裁判の結果は…。
-------------------------------------------------

人間がカンタンに陥ってしまう闇と、
家族愛、人間愛の対比が淡々と描かれていて、
観終わった後、うーん、うーん、と
何とも消化しづらい映画ではありました。

タイトルにあるMockingbirdは、
とても歌声の美しい鳥だそうで、
「作物を荒らしたりしない鳥を、むやみに銃で撃っちゃいけない」という
劇中で登場する教訓の一節からとられているようです。

この映画のMockingbirdは、
黒人のサムであり、
偏見の的、ブーでもあります。

とにかくさ、偏った考えはどんな場合でもキケンですな。
どんな意見も受け入れる余裕を
持たなくてはいかんなぁと思った次第です。

さて、Peckさんが演じた、このアティカスという登場人物は、
アメリカ映画協会が2003年に選んだ
『アメリカ映画100年のヒーロー&悪役ベスト100』
なんとヒーローの1位に輝いております。

ちなみに、
2位: インディ・ジョーンズ
3位: ジェームズ・ボンド
という、そうそうたる顔ぶれでございました。

あ、さらにちなみに悪役は、
3位: ダース・ベイダー from Star Wars
2位: ノーマン・ベイツ  from Psycho
1位: ハニバル・レクター from 羊たちの沈黙
だそうです。にゃるほど。

わたくしが選ぶとするならば、
ヒーローはギルバート・グレイプ、
悪役はビフ from Back to the Future でしょうかね061.gif
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by ParrotfishY | 2009-04-21 21:15 | Movie-Drama
こんにちは。

なかなか春がやってきませんね~054.gif

先週末は地元の友達と鍋大会をしました。
けっきょく8人+ちびっこ1人という大所帯で、
3種類の鍋を堪能しちゃいましたよ。
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今年3回目のちゃんこ鍋。
油揚げ入れるとコクが増しておいしいね!

さて、先日のアカデミー賞の司会を務めた、
どハンサムなヒュー・ジャックマンさん主演の超大作。
超大作では100%寝るワタクシ!
今回はいかに!?

-----あらすじ-----------------------------------
Just because it is, doesn't mean it should be.
当たり前のことだからって、
そうあるべきとは限らないわ。


舞台は第二次世界大戦直前のオーストラリア。
牧場主である夫を訪ねてイギリスからやってきた貴族、
サラ(Nicole Kidman)が遭遇したのは、
何者かに殺害された夫の亡骸だった。

広大な土地と1,500頭の牛を相続した彼女は、
ドローヴァーと名乗る粗暴なカウボーイ(Hugh Jackman)と手を組み、
遠く離れた街、ダーウィンまで牛を引き連れて行かなければならなくなる。
最初はプライドばかりが邪魔をし、なかなか打ち解けられないサラ。
しかし、徐々にドローヴァーや、アボリジニと白人のハーフの少年、
ナラ(Brandon Walters)とも心を通わせていく。
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土地の権力者にも屈せず、土地を守る決意をしたサラだが、
戦争が全てを破壊する・・・。
-------------------------------------------------

ごめん!
寝た!


しかも冒頭から…。
超大作な感じと、オーストラリアの広大な自然にノックアウトでした。

監督も出演者もスタッフも、ほとんどがオーストラリア人という本作。
いやがおうにも、熱い熱い郷土愛が伝わってきます。

物語は、一言でいえば、まさにオーストラリア。
オージービーフ風味(=大味040.gif)とでもいいましょうか。
古き良き西部劇を彷彿とさせ、
最近ちょっと珍しい『勧善懲悪』な感じもありました。

これを3時間近く繰り広げられるので、
後半はさぞくたびれることでしょうと思いきや、
前半の睡眠が生きてきたのかw、
徐々に深まるサラ、ドローヴァー、ナラの絆に、
かなり感情移入しておりました。

私も去年、オーストラリアの世界遺産にちょっとだけ触れたので、
日本では感じ得ない、自然のダイナミックさとおおらかさに
改めて感動しました。
「こんな自然の前じゃ、人間はちっぽけやー」
なんて、月並みなセリフも浮かびましたが、
これで終わらないのがこの映画のすごいとこ。

役者さんたちが、このダイナミックな自然に負けず、
それはもう体当たりの熱い存在感を表現しまくりなのです。

ニコール・キッドマンさんは、いつもの眩しい美しさに加え、
母性が生みだす強さとたくましさで満ちていて、
その笑顔だけでちょっとうるっとくるくらいでしたし、
ヒュー・ジャックマンさんは、まぁヒゲをはやそうが、
泥まみれになろうが、正装しようが、当然、脱ごうが、
どんな時もどんな角度もすばらしくかっこいい★
(今回、気づいたのですが、
藤原たっちゃんにどこか顔のつくりが似てまへんか?)
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↑ホレ

そして今回、バズ・ラーマン監督が地元のプールで見つけたという、
ナラ役のブランドンくん。
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なんてステキな、深ーーーい瞳をした男の子でしょう!
『Neverending Story』のアトレイユを思い出しちゃった。
演技が初体験だなんてかなりビックリでした。

興味があればぜったいに映画館で観ることをオススメいたしますよ。
ヒュー様の筋肉も大画面の方が見ごたえありましょうから066.gif
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by ParrotfishY | 2009-03-09 13:28 | Movie-Drama
こんばんは。

いつも空いている地元の映画館が、えらく混んでいて、
アカデミー賞の影響かなぁ?と思ってたら、
今日は3月1日ではないですか。
1000円デーでしたのね。

-----あらすじ-----------------------------------
In seven days, God created the world.
And in seven seconds, I shattered mine.
7日間で、神はこの世界を創った。
そして僕は7秒で、自分の世界を粉々に壊した。


国税局の税金徴収人、ベン(Will Smith)。
盲目のテレフォンオペレーター(Woody Harrelson)に
無茶なクレームを入れたかと思えば、
重い心臓病を患い、納税が遅れている女性、
エミリー(Rosario Dawson)に、
数か月の返済猶予をあっさりと与える。
また、児童相談所で働く知人の中年女性から、
いとも簡単に情報を引き出し、
恋人の暴力に悩む2児の母を助けようとする。
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突然現れて救いの手を差し伸べる彼に、
誰もが疑問を抱くが、
ベンはとてつもない計画を進めていたのだった。
------------------------------------------------

親切すぎる予告編と、説明しすぎちゃってる邦題で、
なんとなく物語を予想はしていたのですが、
どうしようもないほど感情を揺さぶられました。

久しぶりに映画館で号泣ですよ。

~~~~~ちょっとネタばれします~~~~~~~~

原題のSeven Poundsは、つまり重さで言ったら
3キロちょっとです。
重さについてはいろいろ解釈ができるのですが、
このPoundを辞書で調べたところ、
ちょっと唖然とする意味を見つけてしまいました。

【名詞】
(心臓が)ドキドキする音
  -英辞郎より

……つまり、7回の鼓動……。
あぁぁぁぁああぁぁあぁぁああああぁ007.gif

ベンの置かれている状況があまりに痛ましく、
「自分だったら…」という観方では軽いことしか
言えないような気がします。
でも、誰もが本当に簡単に犯しうる間違いであり、
もしもそうなったら、
何らかの償いは絶対にしなくてはなりません。

だからって、その償いを捧げる対象者を
あんな風に選別すべきなのか、
そもそも償いの矛先は正しいものなのか、
それこそ神様にもわからないかもしれないけれど、
少なくともベン自身は納得し、
最善のことと信じていたのでしょう。
そして事実、救われた人々がいたのだから、
彼の行動にはとても意義があったと信じたいです。

そして、ある意味では常識はずれなことを
続けていく中で、ベンはエミリーと出会い、
自然と惹かれあい、
ちゃんと「愛してる」と伝えることができた。
とてもとてもよかったと思いました。

~~~~~~~~ネタばれ終わり~~~~~~~~

『幸せのちから』の監督さんと、Will Smithさんの
再共演ということでしたが、
個人的にはこちらの演技の方が、
アカデミー賞ノミネートにふさわしかったんじゃ
ないかとさえ思ってしまいました。

『RENT』『EAGLE EYE』のRosario Dawsonさんも、
とっても繊細でステキでしたね。
すごく愛情深いまなざしのできる女優さんです。
うちのオットは"ロナウジーニョ"と呼びますが、
あの美しさがわからんようでは、
男として大成しませんな057.gif

ともあれ、いい映画でございました040.gif
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by ParrotfishY | 2009-03-01 21:07 | Movie-Drama
こんばんは。

すっかりご無沙汰しちゃった040.gif

10月はほんとあっという間で、
オーストラリアの余韻に浸りながら必死に仕事復帰し、
後半は妹が結婚したりぃ、
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お芝居観にいったりぃ、
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【篠井英介主演:サド侯爵夫人】

かわいい生徒たちとハロウィンパーティしたりぃ、
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おなじみJちゃん夫妻と大酔っぱらい飲みしたりと、
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楽しい日々でござりやした。

11月も、yu~さんのお引越しに始まり、
今日は千葉まで旧友&ちびっ子たちとランチをし、
月末はいよいよ! 夏から頑張ってきた、
英語教室の発表会が控えております。
・・・胃がいてぇぇぇぇ054.gif

そんなわけで映画館にもご無沙汰しちゃっていますので、
むかし観た、大好きな映画の感想文です。

-----あらすじ-----------------------------------
He just wants to know that you don't hate him.
あいつは、君に嫌われてないって思いたいだけなんだよ。


愛する美しい妻ベス、2人の息子と共に平穏な生活を送っていた、
カルヴィン・ジャレット(Donald Sutherland)。
しかし、長男バックの事故死をきっかけに、家族の絆が揺らぎ始める。
有望な水泳選手だった次男コンラッド(Timothy Hutton)は、
兄の死に罪悪感を感じ、自殺未遂を起こすが、
父も母も腫れものに触れるような対応しかできない。
特にベスは、長男を溺愛していただけに、
コンラッドの行動一つ一つに冷たい視線を浴びせる。
針のむしろにいるような気持ちを払しょくできないコンラッドは、
セラピーに通いながら、病院で一緒だったカレンと友情を深めたり、
コーラス隊仲間のジェニーンとデートをしたり、
母のベスに歩み寄ろうとしたり、懸命に自分を取り戻そうとする。
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しかし、カレンの自殺の知らせがきっかけで、
コンラッドが再び精神のバランスを崩したことから、
家族の間に入っていたヒビが決定的なものとなってしまう・・・。
-------------------------------------------------

Robert Redford初監督作品でございます。

超重たいストーリーではありますが、
本当に普通の家族にいつでも起こりうる崩壊を、
淡々と描いていて、いろいろいろいろ考えさせられます。

始めて観たとき、私は26歳くらいだったので、
まだコンラッド側の視点で観てまして、
ティーンエイジャーの脆さと強さを兼ね備えた感じや、
すんごい辛いのに、あっさり恋に希望を見出しちゃう、
いい意味でのシンプルさなんかに感慨を覚えました。

最近はねぇ、友人もたくさん親になっているので、
両親の気持ちになって考えるようにもなってきました。

この物語のお母さんであるベスは、
コンラッドについつい疎ましげな目を向けたりして、
正直、そりゃあんまりじゃん015.gifって言いたくなる人ではあるんですが、
実はいたってフツーのお母さんなんですよ。

想像できない不幸に出会ってしまったことで、
なんであたしが?? こんなこと悪い夢だ!!と逃げてしまい、
ダメダメになっちゃうことは、珍しくないと思う。

私の周りのみんなは、いろいろ葛藤しながらも、
「私に限って」という偏った考えをしない、
ほんとに強くておおらかな気持ちを持った人たちばかりなので、
この映画を思い出すと、素晴らしいなぁと尊敬します。

秋なのでちょっと浸って感想書いちゃった056.gif
長文ごめんなさいでした。
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by ParrotfishY | 2008-11-11 22:32 | Movie-Drama

【海猿】

こんばんは。

夏だ058.gif というわけで、
友人ポコン姉さんと八景島シーパラダイスに行ってきましたよ。

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ナポレオンフィッシュの正面写真! キチョーでしょ?↑
昨年から「ふれあいラグーン」つーのができていまして、
運が良ければイルカやクジラに触れちゃうんですよ★
なんとおいらたちは白イルカにTOUCH成功!
もー言葉では言い表せないほどのたまらぬ感触でした。

ほいで今日は海の映画ですぅ。

-----あらすじ-----------------------------------
水深40メートル、バディと二人取り残された。
使えるボンベはひとつだけ。残圧30、片道一人分だ。
さあ、お前たちなら、どうする?


広島県呉市に、潜水士を目指す14名の若き海上保安官たちが、
50日間に及ぶ潜水技術課程研修に挑むべくやって来た。
ダイヴマスターの資格を持つルーキーの仙崎(伊藤英明)は、
仲間たちと絆を深めながら、やや実力の劣る“バディ"の工藤(伊藤淳史)と共に
厳しい訓練をこなす一方、街で知り合った東京のファッション誌の編集者である
環菜(加藤あい)とも愛をはぐくんでいく。
しかし仙崎を待っていたのは予想もしない悲劇だった。
-------------------------------------------------

もう数年ご無沙汰ですが、あたくしもダイビングの免許もっております。
海の広さに抱かれるのはほんとに快感で、
ここで死んじゃってもいいな~と思ったことも何度か。
だから仙崎くんがサラリーマンを辞めて、
海保に入りたいと思った気持ち(だけは)、なんかわかるのです。

でも、コワかった!この映画。
上に書いたセリフ、フツーに潜ってても残圧30っていったら
もう上がらないとマズい状況ですよ。

自分の小ささをいやってほど思い知らされる海で、
働くみなさんは、本当にすごいです。

あと、これぞ日本の夏!って雰囲気がすごくよかったな。

最近、テレビでドラマ版も再放送してますね。
また続編もできるそうなんで、楽しみでーす。

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たしかにぃー♪
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by parrotfishY | 2008-08-05 00:00 | Movie-Drama
こんばんは。

今日は横浜で花火大会がございまして、
歩いて30分ほどの公園で見物してまいりました。
行き当たりばったりで行ったため、立ち見でありましたけれども、
やっぱりあれね、ちょっと頑張っても座って酒盛りしながら
楽しみたいですね。

さて、全然関係ないのですが、
久しぶりに家にあるDVDを観てみましたよ。
電気を消して、パソコンにイヤホンをつけて観たのですが、
改めてこの映画の音楽や道中の音の美しさに感動でした。

-----あらすじ-----------------------------------
I want to thank you for your kindness to a stranger.
礼を言うよ。こんな見ず知らずの者に、親切にしてくれて。


73歳のアルヴィン・ストレイト(Richard Farnsworth) は、
娘のローズ(Sissy Spacek)と2人で暮らしている。
腰を悪くし、医者からも摂生をと言われたある時、
10年仲違いしている兄のライルが倒れたとの連絡を受ける。
車の免許もなく、人の車に乗せてもらうのにも抵抗を感じた
アルヴィンは、トラクターに荷台を取り付けて旅に出る。
車なら10時間ほどで到着する隣の州。
しかし、彼はどうしても自力で行かねばならないと感じていた。
そんなひたむきなアルヴィンと、道中で出会う人々の交流を描く、
実話をもとにした物語。
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実話というところがまず、すごい。
トラクターで、
70過ぎのお祖父ちゃんが、
570キロくらい走るんですよ。

でっかいトラックが走る道路を。
しかもあなた腰が悪いのに…。
まさに「どんだけ~!?」ですよ。←もう死語なの!?

案の定、1回目の挑戦ではトラクターのエンジンがイカれて、
振り出しに戻ってしまいます。
しかし、アルヴィンは新たに中古のトラクターを購入して再出発するんです。

傍から見れば、いくらでも他に楽な道がありそうなのに、
あえて大変な方を選ぶアルヴィン。
でも、その一貫した姿は、旅の途中で出会う人々に
何か大事なものを残してくれていました。

特に印象に残っているのは、
妊娠して家出をしようとしている女の子が、
「家族は私を嫌っているから」と言った時のアルヴィンの言葉。
「誰も、きみやそのお腹の子を失ってもかまわないほどには
怒ってやしないさ」。

すごく肩の力が抜けるいい言葉だなあと思いましたよ。
こんなこと、初対面の人に言ってあげられる人になりたいなぁ。
73歳になれば言えるってもんでもないでしょうね。

最後のシーンで、兄のライルが目にいっぱい涙を浮かべ、
「これで会いに来てくれたのか」と言うのを見て、
ああ、これでアルヴィンの旅は全部、報われたんだなあ!
と感じました。

「(アルヴィン・)ストレイトの物語」=「まっすぐな物語」。
つくづく、何度観てもいい映画です。
これから先、こんな名作にいくつ巡り合えるでしょう043.gif
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by parrotfishY | 2008-07-20 23:50 | Movie-Drama