映画と日々の徒然


by parrotfishY
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こんばんは。

昨日、仕事おさめでした。
残務やら会議やらはもう1日あるんですが、
生徒たちと会うのはこれでとりあえず最後。

ちょっとさみしかったけど、感傷的にならず、明るいお別れができました。
3歳のるなちゃんが、思いっきりハグ&キスしてくれたよ~。
お花や贈り物も持ちきれないほどいただきました。
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さて、さほど話題にならなかったけど、
なかなかおもしろかった映画をご紹介です。
またオットチョイス。

-----あらすじ-----------------------------------
Everyday we are alive can be a miracle.
毎日、生きていること自体が、奇跡とも言えるんだ。


郊外の一軒家で、夫と2人の娘と共に、
平凡な暮らしをしていたリンダ(Sandra Bullock)。
しかしある日、夫が出張中に交通事故に遭い、
亡くなったという知らせが届く。
ショックの大きさに呆然と一日を過ごしたリンダだったが、
翌朝目を覚ますと、何事もなかったように朝食を食べている夫の姿が。

悪い夢でも見たのだろうと、リンダはいつも通りに生活するが、
そのまた翌朝、夫の葬儀のためにたくさんの人が集まっていた。
さらにリンダを混乱させたのは、身に覚えのない精神安定剤、
長女の顔の傷、そしてクレアという女性。
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夫の事故をきっかけに、日常がシャッフルされていることに
気づくリンダだったが、周りの人々は彼女が精神を病んだと思いこみ…。
------------------------------------------------

結婚後10年以上経って、ちょっと倦怠期ぎみの夫婦に、
突然振りかかった不幸。
さらに、1日おきに死んだはずの夫が生き返り、
普通に時間が過ぎていく。
私だったら確実に錯乱するな、という状況です。

リンダは最初こそパニックになるものの、
パズルを組み立てるように、
自分の置かれている「今」を分析し始めます。
母は強し!という感じでしたなぁ。

最近、本当によく感じるんだけど、
この世には当たり前のことなんていっこもないんですよね。
様々なめぐり合わせがあり、
それが織りあわさって、今の自分がある。

幸せも不幸も、自分でしてきた選択の結果が
少なからず影響しているんでしょうな。

ネタバレになっちゃうので、詳しくは内緒ですが、
「当たり前」に身を任せすぎちゃったリンダに、
人生を、家族を見直すチャンスを
神様がくれた、
という物語じゃないかと思います。


・・・・しかしさ、棺桶からアレ(秘)がコロコロ出てきたり、
娘の怪我シーンがえらくダイナミックだったり、
余計なビックリ心を煽るあたり、
私にとっての
ナンバーワン・すっとこどっこい監督、
M. Night Shyamalanの作品を思いだしました。

ではでは、おやすみなさーい040.gif
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by ParrotfishY | 2009-11-27 22:59 | Movie-Other
こんばんは。

秋になって、疲れやすさがどっと増しました。
免疫もカンペキに落ちております…。
安静第一の生活で、体力落ちたんですね。

仕事も大詰めなので、栄養つけて頑張んないと!と、
もりもり食べてたら、
「太りすぎ。」
とドクターに怒られました015.gif

むきーーー!!!

というわけで、ウサ晴らしに、
念願のMichaelに会ってきました。
ご紹介の前に、どんだけ私が期待していたか、
以下の証言をご覧ください。

≪証言1:同期の先生談≫
特別マイケルのファンだったわけじゃないけど、
感動してちょっと涙まで出た。
同じ劇場に、高校生の息子と一緒に来ていたお母さんも泣いてた。
初めはしぶしぶついてきている風だった息子も、
曲に合わせて体を動かしてノリノリだった。

≪証言2:実家の母談≫
マイケル最高! マイケル最高! 
↑ メール文面
※注 うちの母は、映画館ではほぼ100%寝ます。

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様々なレビューで絶賛されておりますので、
もう言うまでもないでしょうが、
期待度マックスで行った私も、
映画開始5分で、もうもう胸がいっぱいになりました。
あっという間にスクリーンが滲んでしまった。

そこに映っていたのは、
長い間、スキャンダルにまみれた元スターなんかではなく、
正真正銘の、King of Popでした。

音楽と真摯に向き合い、
周りのスタッフやダンサーに敬意を払い、
かつ、自分の信念を貫いて、
ただただ、待っていてくれるファンのために
いいステージをつくりたい!と身を削る。

ああ、本当にマイケルは、最後までちゃんとマイケルだったんだ。
私たちはなんでもっと早く、それに気付かなかったんだろう?

マドンナが、何かのインタビューで
「私たちはみな、彼を見捨ててきたのだ」と言ったことが、
改めて沁みてきました。

リハーサルでこんなに鳥肌が立つんだから、
本番はどんなとんでもないライブだったんだろう。
映画を観た人は、みんなそう思うでしょうな。
返す返す残念だけど、
こんなに美しい形で映像が残っていて、よかった。
制作した方々に、大感謝です。

リハーサルから本気で歌いあげてしまうマイケルの
その透明な声の健在ぶりは言うまでもないのですが、
とにかくダンスがかっこいい!!!

ちなみに、ジュニアのお気に入りはSmooth Criminalだった模様です。
なんか、すごい縦ノリでビックリしたぞ。
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by ParrotfishY | 2009-11-06 17:34 | Movie-Other
こんばんは。

10月が終わってしまいました!
いつもなら映画館に行かなくても、家でDVD鑑賞くらいは
するのですが、ここひと月以上は、全く映画と接しませんでしたわ。

ジュニアがやってきてから、長いこと同じ体制でいるのが
辛くなっちゃったようです。
横になって観ると、1時間くらいで寝ちゃうし…。

しかーし、
オットが借りてきてくれたこの作品は、
平和ボケしていた私の細胞が、
目を覚ますような物語でした。

-----あらすじ-----------------------------------
d0149572_18393016.jpg

Thao: What was it like to kill someone?
Walt: You don't want to know.
タオ: 人を殺すってどんな感じ?
ウォルト: 知らなくていい


朝鮮戦争の帰還兵であるウォルト(Clint Eastwood)は、
妻に先立たれ、息子達にも煙たがられながら、
東洋人街化したデトロイトで暮らしていた。
そんな彼が大事にしているのは、退役後に就職したフォード社で、
自らが製作に携わったヴィンテージ・カー、「グラン・トリノ」。

日本車が台頭し、アジア系民族が行きかう環境に苛立つ
人種差別主義者のウォルトだったが、
隣に住むモン族の姉弟と交流を持つうち、
徐々にその頑なな心を開き始める。

しかし、人々の心の奥深くに巣食う闇が、
そんな微笑ましい環境を壊していくのだった。
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もー、
こんなにいじめっ子だらけの環境じゃ、胃に穴が空くわ020.gif
アメリカ、おっかねえ。

さておき、もう10年以上前、アメリカで暮らしていた時、
今でもこんな事件が?
と思わされるニュースが本当に多かったです。

「黒人と白人のカップルが暴力を受けた」
「宗教が異なるという理由で結婚が白紙になった」
「ゲイの少年が同級生たちのリンチに遭い死亡」
「日本人だからという理由だけで唾を吐きかけられた」


学校の先生にも、私を含めた東洋人の生徒に、
「アメリカ人と親密になっても、手なんかつないで街を歩くな」 
と言う人がいましたしね。

日常に埋もれてしまっているだけで、
当然ながら、世界には様々な差別の形がありますな。

この映画の主人公であるウォルトも、
周囲のいろいろなものに、嫌悪感丸出して生きています。
子供や孫、東洋人、黒人、さらには助けの手を差し伸べようとする
牧師さんにも噛みつく始末。

でも、それには理由がありました。
彼は、戦争によって複雑で深い心の傷を抱え、
またそれを自分の背負うべきものとして、
ずっと解放せずに、長年過ごしてきたのです。

「そんなの間違ってる!」 と言うのは簡単ですが、
どんな差別にも必ずそれなりの歴史があります。
この映画のウォルトのように、
差別は、まずそれを感じる本人を不幸にするものだと
改めて教わった気がしました。

最後のシーンで、陽光を受けて走り去るグラン・トリノが、
ウォルトがようやく解放されたことを象徴しているようで、
とても美しかったです。
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by ParrotfishY | 2009-11-01 19:45 | Movie-Drama