映画と日々の徒然


by parrotfishY
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

【バベル】 Babel

こんばんは。

ファン歴15年になるBrad Pittが出演の映画だし、
他にも魅力的な俳優さんたちも出るし、と
恥ずかしながらあまり予備知識もなく
ようやく観たのですがズーンと心に来ましたです。

-----あらすじ-----------------------------------
d0149572_2323350.jpg


日本、モロッコ、アメリカ、メキシコで起きる
それぞれの事件がリンクしていくドラマ。
モロッコ
1.冷えた関係を修復しようとしているアメリカ人夫妻。
バスで旅行中、妻が何者かの銃弾に倒れ、
近くの村に助けを求めるが、医療環境が乏しく、
他からの救助の手もなかなか届かない。
瀕死の妻を前に為すすべのない夫、
彼らを置いて安全な場所へ移動したがるほかのツアー客、
親身になって看病する現地の人々。
妻は助かるのか…。

2.山羊使いのある家族に銃が持ち込まれた。
面白半分で発砲していた幼い兄弟だったが、
遠方のバスを狙ったところ、当たってしまう。
テロリストの存在を疑うまでの騒ぎになり…。

アメリカ⇔メキシコ
息子の結婚式を控えたメキシコ人のベビーシッター。
しかし代わりのシッターが見つからず、
彼女は仕方なく預かっている子どもたちともども
甥の車でメキシコへ向かう。
宴に参加し、再び甥の車でアメリカへ戻ろうとするが…。

日本
母を亡くした聾の女子高生。父との距離を感じつつ、
心に空いた穴を、異性との触れ合いに求めるが、
ますます孤独感は募るばかり。
父に用事があるという刑事に興味を持ち、
家に誘い入れるが…。

------------------------------------------------

旧約聖書のバベルの塔のくだりから、
「言葉が通じない」「心が通じない」というテーマで
描かれた物語だそうです。
神に対抗しようと人間が建てた高い塔。
それに憤慨した神は、それまでひとつだった人々の言葉を、
ばらばらにし、人間たちの統制を崩したという話。

私は幼稚園の時に聞いた物語でしたが、
神様も心が狭いのぅ、
と思った覚えがございます。

この映画を観ていて、改めて、
ああ人間はひとりひとりが全然違う生き物だな、
と感じました。
他の動物みたいに、本能みたいなものでつながることは、
とっても難しいんだな、と。

この話の怖いところは、
みんな、フツーの人々だっていうことです。
日常に潜んでいる人間の愚かしさが、
どんどんつながっていって、
観た後、何だかすごく寂しくなってしまった。

とりあえず、
飲酒運転は絶対にイカンです。

明日はGALAだよ~わ~い♪
[PR]
# by parrotfishY | 2008-02-06 23:03 | Movie-Drama
こんばんは。

今回は、私のこころのふるさと、ニューヨークが舞台の、
とっても温かい物語です。

d0149572_23413353.jpg

-----あらすじ-----------------------------------
His heart is broken. It's so broken, his poor little heart.
彼は傷ついているのよ。とても深く。かわいそうに。


NYでセレブ向けの歯科医を営むアラン(Don Cheadle)。
街中で偶然、大学時代のルームメイトだった
チャーリー(Adam Sandler)に再会する。
彼も歯科医だったが、9.11テロで妻と娘たちを失い、
今は自分の殻に閉じこもって生活していた。
家族や昔の記憶と向き合おうとしないチャーリーを、
社会復帰させるため、家族や職場を巻き込んでも、
何とか力になろうとするアラン。
しかし一緒に過ごすうちに、彼の自由な暮らしを、
羨ましく思うようになる。
-------------------------------------------------

d0149572_23442127.jpg
大好きな俳優さん二人の共演でございます。
思えば、アダム・サンドラーさんの映画を初めて観たのは、
10年前、アメリカを一人旅している最中でしたなぁ。
←The Waterboy 
この人は、本当にコミカルな演技をなさるのに、
どの役もなんとも哀愁漂う感じがスバラシイ。

チャーリーは家族を亡くした傷が深すぎて、
子供に戻ったように、部屋でゲームや音楽に興じ、
なぜかいつも台所をリフォームし続け、
大家さんと会計士しか部屋に入れず、
奥さんのご両親とも会おうとしません。

アランは彼の傷をなんとか癒そうとしますが、
家族や昔の話を聞いたり、セラピストを紹介したりすると、
激しく拒絶されてしまいます。

それでも少しづつ、チャーリーはアランの気持ちを理解し、
家族の話をし始めます。
でも、そうしたことで彼はちっとも楽になりません。
かえって追い込まれ、のっぴきならぬことになります。

彼がどうやって救いを見出し始めるかは、
映画ではちょっと安易にまとめすぎな気がしましたが、
事実、とても立ち上がれないようなことが起きた時、
その傷をすぐに直視できる人なんてきっといません。

誰かに手を差し伸べたいと思う気持ちって、
私たちが日常的に抱くものだけれども、
ますはその人の傷の深さをちゃんと見なければ、
意味がないんだなぁということ、

そして、傷ついた自分をちゃんと認めて、
ゆっくり時間をかけてこそ、一歩が踏み出せるんだなぁ、
ということを、教わった映画でした。

それにしてもニューヨークってやっぱりいいね!

アパートや映画館がなんともいい雰囲気でした。
ほんで、一昨年の旅行で堪能した、
バッファローウィングやハンバーガーが
食べたくなりました じゅるる。

d0149572_11145094.jpg
[PR]
# by parrotfishY | 2008-02-04 22:54 | Movie-Drama
こんばんは。

本日はアメリカン・ヒーロー像にぴったりの、
Will Smith主演【I Am Legend】ですよ。

-----あらすじ-----------------------------------

If there's anybody out there... anybody... please. You are not alone.
誰かいたら答えてくれ、きみはひとりじゃない。


d0149572_115991.jpg

2009年、ウィルスによって人類は滅亡の危機にさらされる。
たったひとりニューヨークで生き残った軍の科学者
ロバート・ネヴィル(Will Smith)は、
暗闇で生き続ける莫大な数の感染者の治療法を模索しつつ、
愛犬サムと懸命に三年の月日を重ねてきた。
ラジオで生存者へ向けたメッセージを流し続け、
時折遭遇する感染者から逃れてきたものの、
ロバートは確実に追い詰められていた。
-------------------------------------------------

Wikipediaによれば、
なんと今から54年前に出版されたフィクションの、
三度目の映画化だそうでございます。
しかも、興味深いのがその原作の内容。



(すいません、ここからねたばれです)


ウィルスに侵されるっていう設定は一緒なのですが、
バクテリアの繁殖によって、人間がバンパイア化する、
というお話らしいのですよ。

原作ではちょっと違うかたちで、
犬が出てきたり、女性が出てきたりもするそうです。
しかし、決定的に違うのが、

ロバートが映画では英雄としてLegendになるのに対し、
原作では逆にMonsterとして伝説となる、
というなんともシュールな物語のようです。
(つまりもうこの地球は、バンパイア社会になっちゃったので、
昼も出歩けて、自分たちの命を狙うロバートが、
脅威となった、ということですな)


(はい、ねたばれ終わり)


それにしても、気持ち悪くなるまでハラハラし、
生きているってスバラシイと思えた映画でした。
(終演後、ストレスでまぶたのピクピクが
止まらんかったほど)


人間のもろさ、強さ、巧妙さ、愚かさ、
それを黙って見ている自然の生命力が、
大都会ニューヨークで繰り広げられる様に、
ただただ呆然、怖いんだか感動してんだか、
もう分かりませんがうち震えてしまいました。

おいら最近、ぬくぬくと温泉に浸かりっぱなしだったけれど、
久しぶりに生きることを頑張ろうと思いましたとさ。
[PR]
# by parrotfishY | 2008-02-01 22:50 | Movie-SF/Fantasy

【キサラギ】

こんばんは。

自宅から徒歩圏内に、映画館が6軒ございまして、
(私の徒歩圏内はやや広めですが)
時間に余裕のある最近、まめに通うようになりました。

というわけで、映画の感想文&日々の出来事を、
なんとなく組み合わせながら、
ゆるゆるやっていきますので、
よろしければお付き合いくだされ。

さて、久しぶりにちょっと暖かかった本日も、
散歩がてらに映画館に向かっておりました。
すると、なんだか某広場でお祭りっぽい景色。
フリマでもやっているのか?と思いきや、

どうやらCM撮影061.gif

なんだかさわやかな長身の青年が歩いているぞ。
いま最も「旬」なオトコ、
小栗旬くんに似ているなぁ。

・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・

本人ぢゃん。


というわけで、記念すべき第一弾は、
【キサラギ】でごじゃります。

-----あらすじ-----------------------------------
d0149572_19575872.jpg

売れないグラビアアイドル如月ミキが、
自宅に油を撒いて焼身自殺して1年、
彼女のファンサイトの常連である5人の男が、
追悼会で初めて顔を合わせる。

それぞれのハンドルネームは、家元(小栗旬)、
オダユージ(ユースケ・サンタマリア)、
スネーク(小出恵介)、ヤスオ(塚地武雅)、
そしてイチゴ娘(香川照之)。

家元の秘蔵グラビアコレクションの披露を中心に、
如月の思い出話に花を咲かせるはずだったが、
「彼女は自殺ではなく、殺された」という言葉が、
オダの口から飛び出すやいなや、
事態は思わぬ方向へと進んでいくのだった。
-------------------------------------------------

昨年末に地元の古い映画館で観ました。
ひたすら笑える話だと思っていたのに、
えらくじ~~んときましたよ。

如月の自殺について独自に調査したというオダは、
彼女の性格からして、家に火をつけるような、
周りを巻き込む方法をとるのは不自然だと主張します。

他の4人も、次々と意見を述べ始めますが、
ただのファンでは知り得ない情報も出てきて、
だんだんそれぞれの素性がバレてきます。

さらにここからが二転三転!! 
思わず「ぇえええぇっ」と声に出るほど、
スクリーンに釘付けで、あっというまの映画でした。

アイドルとファン、そしてそのファン同士も、
ネットを通じて知り合ったという、
希薄に見える状況から始まる物語なのに、最後には、
みんな見えないところでつながっているのね、
ムダな出会いなんてないのね、
なんて
心をぽかぽかにさせてくれました。

それと、全て部屋の中で繰り広げられる話なので、
お芝居にしたら面白いでしょうね。
オリジナルキャストで観てみたいっす。
[PR]
# by parrotfishY | 2008-01-30 22:09 | Movie-Comedy