映画と日々の徒然


by parrotfishY
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【番外編】 MJ

こんばんは。

おかげさまで18日に35歳になりまして、
何とも贅沢をさせてもらったので、
そのことを書こうかなぁ…
と思っていた矢先、ショッキングなニュースが飛び込んできました。

Michael Jackson is dead.

ちょうど『めざましテレビ』の6時過ぎの速報で、
心肺停止状態で病院へ運ばれたと知りましたが、
あらあら、またムリしちゃったのかな?
ゆっくり休めばいいのに、なんて軽く考えていました。

でも、事態は緊迫差を増すばかり。
「死亡説も?」なんて言われても、
いやいや、そんなわけないじゃん、と、
相当に信じておりませんでした。

その日の夕方、
白い布に包まれた亡骸が
ヘリで搬送される映像や、
病院での会見を目にし、
ようやく現実がのみ込めてきた次第です。



幼い頃、音楽とはどういうものなのか、
まだ分からない頃から、
マイケルのことが大好きでした。

深夜番組で放映していた
"Thriller"のミュージックビデオ。
布団を頭までかぶって、ビクビクしながら観ました。

"We Are The World"のVHSを
なけなしのお小遣いで買い、
すりきれそうになるまで何度も観ました。
マイケルの歌う順番どころか、
他のアーティストが出てくる順番まで覚えてしまった。

中学生の時、劇場公開された"Moonwalker"
友達が引くくらいの興奮ぶりで、
授業のノートにもマイケルのイラストをたくさん描きました。
あの映画のマイケルは本当にステキだった。

そして、ついに、
コンサートで生のマイケルを観たとき。

彼のステップ、全ての動きが音楽でした。
その体から音が溢れているとしか思えなかった。

ロンドン公演が実現したら、
私のように感動する子供たちが、
きっとまた、たくさんいたことでしょう。

世界中を包んでいるこの悲しみは、
時を経て、ますます大きくなっていくと思います。
あんな風にいなくなってはいけない人だった。
もっともっと愛されるべき人だった。

絶対に忘れません。

天国でフレッド・アステアと踊ってね。
ご冥福をお祈りいたします。
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# by ParrotfishY | 2009-06-26 23:23 | Diary
こんばんは。

これは久しぶりに呆然としちゃった作品です。

ショーン・ペンが監督した、
実話の映画化。
圧倒的な自然の美しさと迫力がとにかくすごい!

-----あらすじ-----------------------------------
Rather than love, than money, than faith,
than fame, than fairness, give me truth
愛よりも、金よりも、信念よりも、名声よりも、公平さよりも、
ただ真実を与えてくれ 
~Thoreau

23歳の若さで命を落とした、
あるバックパッカーの旅の軌跡。

裕福な家庭に育ち、大学も優秀な成績で卒業した
クリス(Emile Hirsch)は、
その後すぐに旅に出て、消息が途絶える。
旅先で様々な人に会い、
色々な仕事を経験したクリスを、
アラスカの荒野へ向かわせたのは何だったのか?
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-------------------------------------------------

私も20代でたくさん旅をしました。
一人旅をすると、なんだかとても解放されたし、
自由になれる気がしたのをよく覚えています。
一方、家族や友達、そして旅で出会う人々が、
自分を支えてくれているんだなぁと実感しました。

でも、クリスは徹底していました。
貯金を全て寄付し、車も乗り捨て、身分証なども破棄、
文字通り体一つで旅を続けます。

出会った人々みんなに愛され、
「養子にならないか」とさえ言われても、
彼は荒野を目指しました。

家族との連絡を絶って2年、
アラスカに消えてから4ヶ月後、
彼は餓死した姿で発見されますが、
傍らには「僕は幸せでした」と書かかれた手紙が
残っていたそうです。

正直、映画を見るまでは、
よくある無鉄砲な若者の哀しい物語だろうと
思っていたんです。
けれども、哀しいだけの旅人に、
こんな幸せな遺書を書く余裕があるでしょうか?

裕福だけれど空っぽで寂しい実家を飛び出し、
ひとりで自分の人生に向き合うためには、
彼は彼にしかわからない理由で、
荒野を目指さなければならなかったのでしょう。
決して、絶望して亡くなったのではないと思いたいです。

最近の大学生は、
「不便だから」「日本語が通じないから」という理由で、
海外旅行をしなくなっているそうですな。

でも、やっぱり古いことわざにあるように、
若い時の苦労は買ってでもしなくちゃ!
少しくらいの不便は、絶対に体験すべきです。

そうじゃないと、本当に大変な状況になったとき、
自分を頼れないじゃない。
社会は海外旅行よりも面倒くさいし、
過酷だよ。

クリスは若くて浅はかだったし、
いろんな人に迷惑をかけた上に死んじゃった。
この映画だって、決して彼の行動の全てを
賛美しているわけではありません。

でも、全ての選択肢を
周りにゆだねることをしなかった彼を、
私はとても尊敬します。

Happiness only real when shared.
幸せは、誰かと分かち合って初めて本物になる


亡くなる前にクリスが書き遺した言葉です。
ひとりでそれを実感した彼だからこそ、
すごく大切な言葉に思えますね。
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# by ParrotfishY | 2009-06-16 21:42 | Movie-Drama

DVD三昧

こんばんは。

お誕生日月の特典で、レンタル半額だったので、
休日出勤(無給…)の憂さ晴らしに借りだめしましたよ。
なかなか名作ぞろいで嬉しかったどす。

【マイ・ブルーベリー・ナイツ】 My Blueberry Nights
歌姫ノラ・ジョーンズが、失恋した女性エリザベスを演じます。
傷を癒してくれたのは、近所のダイナーで働く男性
ジェレミー(Jude Law)と、彼のつくるおいしいパイ。
ちょっとだけ前に進む勇気の出たエリザベスは、
住み慣れたニューヨークを離れ、
ウェイトレスをしながらアメリカを旅し始めます。

女性が主役のロードムービーって、ちょっと珍しいかな?

エリザベスが旅先で出会う人は、
みんな心に傷があります。
そんな人々に触れあうことで、
彼女はちゃんと自分を見つめ直し、
帰るべきところへ帰っていける物語。

終始、寂しく乾いた感じが漂っているんだけど、
なんだか不思議と安らげる映画でした。
ノラの持つ雰囲気なのかなぁ。
本当に美しい人です。

他にも、ナタリー・ポートマンや、
レイチェル・ワイズなど、
とにかく女性が美しい映画でしたね。

予告編で全てを公開しちゃってるところが
残念な映画ではありますが、
あの、テーブルの上のキスシーン、
やっぱりステキでしたよ。
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【NEXT -ネクスト-】
最近すっかり不思議なヘアスタイルになったニコラス。
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でも大丈夫! 私の愛は永遠よ! 

ラスベガスでマジシャンをするクリス(Nicolas Cage)は、
2分先の自分に関わる未来を察知する力を持っていました。
彼は、LAに持ち込まれた核兵器とテロリストを追うため、
協力してくれないかとFBI捜査官のフェリス(Julianne Moore)に、
依頼されます。さて核兵器は見つかるのか…?

ニコラスお得意のヒーロー映画。
走る姿、敵をなぎ倒す姿、相変わらずステキです! 
あの目に見つめられて堕ちない女性はおるまい!
問答無用! 

エグゼクティブ・プロデューサーを務めており、
ちゃっかり奥様まで出演させちゃっていますよ。
終盤の急展開もびっくりな、痛快ムービーでした。



あと1本、
とても心を揺さぶられた作品があったのですが、
ちゃんと消化してから感想を書きたいと思います。
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# by ParrotfishY | 2009-06-15 16:18 | Movie-Other
こんばんは。

あっという間に6月も半ばですね。
13日はおかんと久々の歌舞伎でした。
2年前に観た『十二夜』です。
いやぁロンドン公演を経てなお素晴らしくなってました。

それはそうと、
還暦を超えて、なお遊びと仕事にいそしむうちのおかん。

一方おいらは、
ここしばらく、とにかく節約を考え、
実務時間は少ないのに常に仕事に縛られ、
たまに遊んでもなんか罪悪感…。

(おかんと罪悪感、韻を踏んだw)

最近行った尾瀬の素晴らしさや、
これからびっしり詰まった予定を語る彼女に、
とても元気をもらいました。

久しぶりに観たDVDにも元気をもらったよ!

-----あらすじ-----------------------------------
"I will piss on the bones of your ancestors"...
"No, no! That's not in the movie! "
"This is the next Lion King. This is Part II. "
「お前の先祖の骨におしっこしてやる」
「そんなセリフねぇよ!」
「いいんだよ、これは『ライオン・キングⅡ』なんだから」


都市開発で閉店の危機に瀕しているレンタルビデオ店、
「Be Kind Rewind」
某有名ミュージシャンが昔住んでいたということを理由に、
店長のフレッチャー(Danny Glover)は、
立ち退きを断固拒否している。

そんな店長が旅に出ることになり、
店番を任された店員のマイク(Mos Def)に、
いつもトラブルを持ち込む友人のジェリー(Jack Black)が、
近所の発電所を襲撃しようともちかける。

マイクに拒否されたジェリーはひとりで感電し、
翌日店を訪れて店中のビデオを磁気の影響で映らなくしてしまう。

そこへ、店の大事な顧客であるファレヴィチ(Mia Farrow)が、
『ゴーストバスターズ』を借りに来る。
マイクは店の信用を失わないために、
『ゴースト・バスターズ』を撮り直すことを思いつくが…。
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ずいぶん前から観たかった、
『エターナル・サンシャイン』のミシェル・ゴンドリー監督作品。

さて肝心のストーリーですが。

登場人物のアホさが秀逸!!!
どいつもこいつもアホなので、数10分は
観はじめたことを後悔するかもしれませんよ。

そこであきらめちゃダメ★

えらい崖っぷちに立たされたマイクたちは、
その場しのぎに名作のリメイク版をつくりまくります。
その数実に200点!
立ち退きもさることながら、
著作権の問題なんかも浮上し、
かなりのっぴきならぬことに…。

でも、彼らは出鱈目なりに一生懸命やり、
びっくりするほど大勢の人に、
ハッピーな空間を提供できちゃうのでした。

同じ目線の友達って大事だなぁ。
最近はあんまり一緒にバカをやるなんてこと、
なくなっちゃったからなぁ。
いよいよ大人になってしまったのかなぁ。

ありえないお話ではあるんだけど、
観ている自分の方が、
勝手に作り上げた厳しい現実の世界にいるような
気もしてきましたよ。

それにしても、
なんだろうこの幸せ感は。

『ダージリン急行』の時に感じたのと同じ、
じわーっとくるあったかい気持ちになりました。
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# by parrotfishY | 2009-06-14 00:26 | Movie-Comedy
こんばんは。

久しぶりに東京セレソンデラックスさんのお芝居を観てきました。
『流れ星』でござーます。

最近メンバーの入れ代わりが激しく、
かつてのアットホームな雰囲気はちと薄れてしまった気がするので、
客演の多い今回の演目はどないやねん、
と、楽しみにしながらも冷静な自分がおりました。

-----あらすじ-----------------------------------
40年も連れ添ったある夫婦。
夫(宅間孝行)に愛想を尽かしている様子の妻(うつみ宮土理)は、
商店街の福引で当たったと、夫が差し出す紙切れを見もしない。

寂しそうに出かける夫は、その晩、帰らぬ人となる。

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初七日が終わり、妻の生活も落ち着きを取り戻しつつあったある日、
どこからともなく魔法遣いのマリー(山田まりや)が現れ、
4つの願いを叶えるという。

妻は迷ったあげく、過去へ戻りたいと願う。
本当に結婚すべきだった男性が他におり、
やりなおしたいと言うのだ。
マリーはタイムマシンで妻と一緒に1970年へ。
夫婦の歴史は本当に変わるのだろうか…?
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ケロンパ!
こんな素晴らしい女優さんだったとは!
『ママニュー』のヘンな管理人さん役とは大違い!
あんなに、おばちゃんの寂しさと、かわいらしさを
表現できるなんて、まことに素晴らしかったです。

40年連れ添っても、お互いのことを何も知らず、
結果的に修復不可能な溝ができてしまった夫婦。
熟年離婚が増えている昨今、
珍しい状況ではないのかもしれないけど、
結婚を決意したのは自分の意思だったはずなのに、
全てを旦那さんのせいにしている妻の姿には、
最初、ゼンゼン同情できませんでした。

でも、過去に戻って、当時は知り得なかった真実を知り、
この40年、心を閉ざしていたのは自分だけだったのか!?と、
愕然とする妻を見て、
胸が苦しくなっちゃいました。

愛されているという実感が持てず、
素直に夫の気持ちを受け止められなくなってただけだったんですね。
ちょっとしたすれ違いが続くと、
心って簡単に離れてしまったりしますもんね。

感謝の気持ちや、
愛しているという気持ちは、
億劫がらずに、ちゃんと伝えなきゃいけないんだなぁ。

前半は個性豊か過ぎる登場人物たちにゲラゲラ笑い、
終盤は声を殺して泣いてしまいました。
セレソンのお芝居はほんと鉄板です。

もともとケロンパが「セレソンのお芝居に出たい!」と言って
実現したというこの演目、3年ぶりの再演だそうですが、
いやいやいや、観ておいてよかった★

14日までやっているそうなので、ぜひどーぞ!
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# by ParrotfishY | 2009-05-31 01:54 | Play